身体の硬さと呼吸と姿勢

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身体の硬さと呼吸と姿勢

牛込柳町駅より徒歩1分、骨盤デザインの植田です。

 最近、寒くなって身体が硬くなってきたと感じる方も増えてますが、もしかしたら原因は寒さからくる冷えだけではないかもしれません。

 身体の硬くする他の原因、それは浅くなった呼吸です。呼吸をすると酸素を取り込みます。酸素は、身体の中に取り込まれると細胞まで運ばれて、細胞が活動するエネルギーになります。

 細胞というとピンとこないかもしれませんが、心臓でも胃、骨や筋肉でも人の身体は細胞が集合して出来てます。

 その細胞に行き渡る筈のエネルギー(酸素)が届かないと、人の身体を構成する臓器なども本来の機能を充分に発揮出来なくなります。

 勿論、筋肉も同様です。呼吸が浅くなれば、筋肉を構成する細胞にも栄養(酸素)が充分に届かず、筋肉が本来持ってるしなやかさが失っていきます。その結果、筋肉の硬さが生まれます。

 そうならない為に、呼吸が浅くならない意識も大切です。それには、正しい姿勢やストレスを溜めすぎない、意識的に深呼吸をするといったことができます。

 今日は姿勢に関して言えば、呼吸を浅くする悪い姿勢の代表は猫背です。

 呼吸をすると、肺を囲む骨(胸郭という肋骨などで構成されている鳥籠のような骨の集まり)が、周りの筋肉と連動して少し動くことで、肺を最大限まで広げられます。

 しかし猫背になると、その骨の位置がズレて、周りの筋肉の緊張して硬くなり、呼吸をした際に肺が最大限まで広がるのを制限してしまいます。

 猫背は単に見栄えが悪くなるだけでなく、このように呼吸を浅くする原因にもなり、身体の不調につながります。

 今は、スマホの普及で下を向く姿勢になりがちだったり、テレワークも増えてパソコン作業で長時間の同一姿勢も増えてきます。これらが猫背を作ったりします。

 スマホを見る位置を目の高さから下げ過ぎない工夫、長時間パソコンをする際は1時間おきに席を少し外して背中を伸ばすしたり肩甲骨を動かすストレッチしたりして予防することが大切です。