姿勢と隠れ酸欠

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姿勢と隠れ酸欠

牛込柳町駅より徒歩1分、骨盤デザインの植田です。

今回は、悪い姿勢などによる呼吸の浅さが原因の「隠れ酸欠」についてです。

 階段を上ると息切れする。仕事などでちょっと無理をすると、すぐ息苦しくなる。これらは、日ごろから呼吸が浅くなっていることが原因で起きているかもしれません。

 呼吸が浅いと、空気が体に十分入らず、酸素と二酸化炭素を換気する効率が悪くなる。すると代謝が落ち、各臓器の働きが低下したり、疲れやすくなったりします。

 また、浅い呼吸をしていると、不安やストレスを感じやすくなります。心身の不調の背後に「隠れ酸欠」が影響しています。

 呼吸が浅い人が増えている一因として、スマートフォン(スマホ)の普及が挙げられます。多くの人はスマホ操作時に背中を丸め、肩が前に入り込んだ姿勢になりがちです。猫背や前かがみの姿勢は肺を圧迫し、息を深く吐いたり吸ったりできなくなります。

 浅くなった呼吸の改善には、口すぼめ呼吸が、オススメです。口をすぼめて細く長く吐くと、呼吸回数が自然に減り、十分に息を吐ききることができます。その結果、深く息が吸えるようになり、副交感神経が優位になり、リラックス効果も得られます。

 最近姿勢が悪いと感じたり、疲れやすさや、呼吸の浅さなど何か一つでも思い当たるようでしたら、少し呼吸を意識してみてはいかがでしょうか?