内臓冷え

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内臓冷え

牛込柳町駅より徒歩1分、骨盤デザインの植田です。

 今年の9月秋らしい穏やかな気候になりましたね。夏場は暑い日が続きましたが,皆さん、夏場で冷たいものの食べ過ぎ飲み過ぎは大丈夫ですか⁉︎

 もし、なんとなく身体がダルいと感じる方は、内臓冷えかも知れません。

 内臓冷えでは、疲れやすい、だるいといった倦怠感や、便秘や下痢などのお腹の不調などが起こります。

 内臓冷えが起きてるかどうかは、みぞおちの辺りを手のひらで触るとわかります。

 冷たい場合は内臓冷えの可能性があります。心臓の辺りは体温が高い部分なので、比較すると分かりやすでしょう。また、内臓冷えがひどくなると、背中も冷たくなります。

 内臓冷えでは、食生活の変化などの影響します。つい、手早く食べられる麺類やコンビニのおにぎりだけで食事をすませたり、清涼飲料水や甘いお菓子を毎日とってしまったりする方は要注意です。

 食物繊維を摂ると腸の筋肉は活発に動いて鍛えることができますが、腸での消化が不要な糖分を摂り過ぎていると、腸の筋肉は弱くなり、機能が低下してしまいます。

 また、体を締めつける下着をつけていたり姿勢が悪かったりする人、運動不足の人は、血流の悪さから内臓冷えを招いてしまうこともあります。

 1日中パソコンと向き合うなど、あまり声を出さない人も要注意。声を出すと横隔膜が動き、それに連動して腸の血流が促進されるので、冷えの予防・改善につながります。

内臓冷えが起こるとどんな症状が起こるでしょうか⁉︎

 体の中心にある腸は、全身の熱を生み出す役割も担っている器官であり、内臓が冷えることで体の様々な不調につながってしまいます。

 肩こり・片頭痛・不眠・食欲不振などの症状が出て、免疫機能が低下します。

 消化不良や下痢を起こしやすくなったり、代謝の低下から内臓脂肪がつきやすくなったりすることもあります。

 また、腸では脳の神経伝達物質をつくっていることが分かっており、腸の働きが悪くなると脳の機能に影響し、集中力や気力の低下、うつなど心の不調にもつながるとされています。

 内臓冷えの予防・改善には、腸を健康にすることが一番の近道。そのために最も大切なのが、規則正しく食べることです。

 腸の動きは自律神経に支配され、毎日同じリズムで動くようプログラムされています。お腹がすいてから食べる、忙しいから昼食を抜くというのは、腸本来のリズムを乱し腸の働きを低下させることに。

 毎日決まった時間に食べることが、腸には最も負担が少ないのです。

 食事の量は変わらないのに太り出してきた、疲れやすくなったなど、代謝機能や心肺機能の低下が現れたら、腸の健康のためにも2食に減らしてみるとよいでしょう。

夏の疲れを感じる方は、食生活を少し見直してみてはいかがでしょうか⁉︎